ルールを守っているユーザーがバカを見る。ブレインロットが呼んだ平等性を揺るがす事案たち

正直者がバカを見る。今回改めて目立った話にピッタリな言葉だ。

増える規約違反

3月19日、フォートナイトのコミュニティに一件のポストが投稿された。

フォートナイトユーザーの一人であるぐろーじーさんはコミュニティに対して『詐欺とか規約違反したもん勝ちやん』と不満を漏らした。

ポストの内容としてブレインロットのキャラクターを不当に販売しお金を稼ぎPCを購入しているユーザーを発見し、それに対して『羨ましい』『詐欺や規約違反をした人が有利』との不満だった。

ではブレインロットとは?

まず、一連の流れを掴むためにはブレインロットについて知る必要がある。

ブレインロットとは昨年より幅広い年齢層に大ヒットしている『STEAL THE BRAINROT』。これは、他人の基地からブレインロットを盗んだり、マップ中央を横断するレットカーペットを流れるキャラクターを購入して基地をリバースという形でアップグレードしていくゲームだ。

ユーザーは基地をアップグレードするためにより多く稼ぐキャラクターを求める。そして、毎週開催される管理者イベントでは非常に多くの同時接続人数を叩き出している。

また、ユーザーは基地をアップグレードするだけのためにより多く稼ぐキャラクターを求めているだけではない。自分のステータスにするためにブレインロットを購入したり他のプレイヤーから強奪する。

一見すればシステムも素晴らしいもの。

しかし、一部のユーザーは不当・不正な手段でブレインロットを手に入れる。

前置きで記述した『ブレインロットの売買』だ。
もちろんこれはFortniteの規約違反に当たる。

なぜこれほどまでに横行するのか。

ここまで売買が増えているのはそのブレインロットが一種の資産として扱われ始めているところにあります。

ブレインロットのキャラクターの一部には数量限定で排出される極めてレア度が高いキャラクターが複数存在します。

ユーザーはその希少価値の高いブレインロットをコレクションするためにこれほどまでに熱狂します。

一部のユーザーはDiscordや外部SNSで高額レアブレインロットを現金で売買しており、これがEpic Gamesの利用規約で明確に禁止されている「リアルマネートレード(RMT)」に該当します。発覚すればアカウント永久停止の可能性が高いにも関わらず、対策が追いついていないのが現状です。

正当性を貫けなくなった時

EpicGamesは当初より、『リアルマネートレード』や『不正行為』また、お金を払うことで力を手に入れる『マネーイズパワー』に極めて敏感でした。

しかし、これらの不正行為の対策をすり抜けて行為に及ぶ人が一定数いるのも事実です。

Epic GamesはこれまでRMT対策を強化してきましたが、今回の事案でさらに本気の対応が求められています。

もし、さらにこれらの行為が増えた場合EpicGamesは何をもって利用規約を定めるのだろうか。